魔法使いサリー（第１作）放映リスト



（話数）　（放映日）　　（題名）
　（脚本）／（演出）／（作画監督）
　話の概要（判明分のみ記述）

第 １話　昭和41年12月５日「かわいい魔女がやってきた」
　吉野次郎／勝田稔男／羽根章悦
　サリーが人間界に憧れて魔法の国を家出。そこで出会ったよし子、すみれとお友達になるが、二人はデパートに、転校生へのプレゼントを忘れものしてしまう。夜の閉店後、デパートに潜入する３人だが、そこには強盗がいた。

第 ２話　昭和41年12月12日「サリーのお留守番」
　後藤　陽／池田　宏／竹内留吉
　よし子の家で留守番を頼まれたサリー。しかし、そこにはやんちゃな三つ子がいる。更に大家が家賃値上げを迫り、出来なければ追い出すと言い出す。三つ子は何とか強制退去の邪魔をするが…

第 ３話　昭和41年12月19日「サンタクロースがやってきた」
　新田義方・押川国秋／新田義方／羽根章悦
　街はクリスマス一色、しかし父が病気のため祝ってもらえない少女マリ子の姿があった。サリーたちは、マリ子のためにクリスマスパーティーを開いてあげることに。更に魔法で雪を降らせ、カブ扮するサンタがプレゼントを届けてあげた。

第 ４話　昭和41年12月26日「すてきな学園」
　藤波敏郎／高見義雄／小華川為雄
　サリーがついに希望ケ丘小学校５年３組の生徒となる。だが、そこで番長と対立。サリーは魔法で番長に対抗するが…

第 ５話　昭和42年１月２日「誘拐団は大あわて」
　佐藤純彌／設楽　博／金山通弘
　よし子の父が病気で倒れたため、サリーは魔法の国から遣いを呼んでタクシーの代行をした。カブは三ツ子と空き地で遊んでいたが、三ツ子は突然どくろ団に誘拐される。サリーとカブは、東京湾へ行き偽の100万円を出して救出を試みるを失敗、どくろ団の指示通り、超特急に乗ったり、サリーがオープンカーを運転して山まで向かうが・・・

第 ６話　昭和42年１月９日「ウルトラ婆さん」
　後藤　陽／池田　宏／小葺川為雄
　サリーが魔法の勉強をしないと言うことで、パパがウルトラ婆さんをサリーの所へ遣わした。婆さんはサリーに魔法の勉強をさせるがうまく行かず、そこによし子と三ツ子が現れ、三ツ子が婆さんを徹底的に引っかき回す。

第 ７話　昭和42年１月16日「こんにちは泥棒さん」
　能登一平／勝田稔男／竹内留吉
　三ツ子がケーキ屋でデコレーションケーキをうらやましそうに眺めていた。そこに泥棒２人組が現れ、三ツ子を監視役にしてケーキ屋の主人を縛り、お金を盗んだ。泥棒団はサリーの鞄にお金を隠し、取りにサリーの家へやって来たが、泥棒団は三ツ子に引っかき回される。

第 ８話　昭和42年１月23日「魔法のピクニック」
　新田義方／新田義方／羽根章悦
　サリーは学校の遠足へ湖に出掛けた。置いてきぼりを食らったカブは面白くなく、魔法の国へ行ってパパに遣いを出すよう頼む。遣いはサリーが遠足で楽しんでいる所を邪魔しまくり、最後は嵐を起こしてすみれを怪我させてしまう。

第 ９話　昭和42年１月30日「パパはお天気や」
　浜田　稔／黒田昌郎／香西隆男
　サリーが人間界から帰って来ないことにパパの不機嫌が爆発。そこでパパは死神などの遣いを出したが、サリーに悉くやられてしまう。なのにサリーの学校の運動会の徒競走でパパは親馬鹿振りを見せる。

第 10話　昭和42年２月６日「あしたに夢を」
　藤沢敏郎・佐藤純彌／設楽　博／金山通弘
　ロケット発射中継の隙にラジオを万引きした男はユキエの兄、ミツルだった。ミツルは悪い番長グループの手下として何か盗ませないとひどい目に遇うのだった。サリーはミツルに強くなる薬を飲ませた。番長グループを倒すためであったが、すぐに切れ、サリーまで番長グループに襲われる。そこでパパがサリーを魔法の国に連れ戻した。が・・・

第 11話　昭和42年２月13日「涙くんはどこにいる」
　雪室俊一／田中亮三／細田暉雄

第 12話　昭和42年２月20日「横丁の王子様」
　藤沢敏郎／高見義雄／羽根章悦

第 13話　昭和42年２月27日「いじわるテスト」
　後藤　陽／池田　宏／田島　実
　よし子とは本当に友情で結ばれているのか。サリーは仮病を使ってよし子を呼び出したが、駆けつける途中交通事故にあってしまう。よし子の血液型は特殊なもので、合うのはサリーしかない。ところが、魔法使いが血を提供すると魔法使いとしての生命を無くすと言う。

第 14話　昭和42年３月６日「夢と幽霊」
　吉野次郎／黒田昌郎／香西隆男

第 15話　昭和42年３月13日「魔法の地下鉄ゼロ号線」
　雪室俊一／明比正行／竹内留吉

第 16話　昭和42年３月20日「やっかいな居候」
　押川国秋／高見義雄／古沢日出夫

第 17話　昭和42年３月27日「サリーと王女」
　安藤豊弘／西沢信孝／菊地卓雄
　ローラ王女が来日したが、スケジュール詰めに嫌気がさし、そこに丁度やって来たサリーが入れ代わった（魔法は使わず）。その時、ローラ王女が首から下げている真珠のネックレスを２人組の強盗が狙う。

第 18話　昭和42年４月３日「パパはにせもの」
　能登一平／勝田稔男／羽根章悦
　サリーの家に山部先生が家庭訪問に訪れると言う。両親が不在のサリーは困り、カブをパパにしてしまう。これに魔法の国から見ていた魔王がカンカン。

第 19話　昭和42年４月10日「おてんばドライブ」
　浜田　稔／芹川有吾／若林哲弘
　サリーが自動車レースに出場。しかし、前の晩の試走中、サリーの車に強奪された現金が隠され、レースには銀行強盗も出場、強盗はサリーを狙う。

第 20話　昭和42年４月17日「日曜日のおくりもの」
　雪室俊一／久岡敬史／香西隆男

第 21話　昭和42年４月24日「大好きママ」
　若井基成 ／山本寛巳／田島 実
　楽しみなハイキング。しかし前日すみれが学校を休んだので、何があったのかと尋ねたら盗難事件発生。世界で１枚しかない切手が盗まれたと言うのだ。警察が捜査中でサリーは苦労してすみれ宅に潜入、何とか魔法で当時の姿が見られないか魔法の国に出掛けたが、パパに見つかりサリーは牢屋に入れられてしまう。

第 22話　昭和42年５月１日「かわいいポピー」
　若井基成／設楽 博／金山通弘
　車道で迷っていた子猫ポピーをサリーが救出。まだ生まれて間もないので、魔法で会話が出来てもヒントがない。そのため町中の猫たちを総動員、何とか親を見つけ出す。一方でポピーとカブが対立、でもポピーの方が一枚上手だった。

第 23話　昭和42年５月８日「わんわん騒動」
　浜田　稔／勝間田具治／高橋信也
　三ツ子にいじめられていた小犬ポチをサリーが救出。ポチは人間になりたいと言うので、サリーが大魔法をかけて人間にしてあげた。しかし人間のしきたりに従えず、つい犬の癖が出てしまう。

第 24話　昭和42年５月15日「謎の幽霊館」
　井石悟人／新田義方／古沢日出夫
　廃屋に幽霊が出たと噂になる。そこで男子たちとサリーたちが別々に廃屋に潜入、探検する。ところが所々に罠が仕掛けられており、実は廃屋が強盗団のアジトとなっていたのだ。サリーが魔法で追いかけっこ、強盗団を成敗する。

第 25話　昭和42年５月22日「おじいちゃまの誕生日」
　高橋潤一／黒田昌郎／香西隆男
　サリーの祖父・大魔王が３億３歳の誕生日を迎えたが、パパとはどうも口げんかになる。サリーはその誕生会によし子とすみれ、三つ子を連れてきてしまうが、大魔王は大の人間嫌いで、人間と分かったら石にしてしまう。そうとは知らないよし子は、口げんか中の大魔王に抗議する。

第 26話　昭和42年５月29日「魔法の風船旅行」
　後藤　陽／池田　宏／羽根章悦
　よし子が風船（気球）で旅行したいと言い出したので、サリーがその願いを聞いてあげた。空の上のお散歩だが、当日はウルトラ婆さんが家庭教師へ来る約束となっており、ウルトラ婆さんもフグの風船でカブと共に追いかける。

第 27話　昭和42年６月５日「かわいい天使が降って来た」
　金子 健／白根徳重／窪　詔之
　小生意気な子供の天使キューピットが人間界に。キューピットは矢を放つと愛し合う二人を結びつける能力を持っており、サリーたちは山部先生を結婚させようと企むがうまく行かない。そこに上司と言える女神がやって来てキューピットを迎えに来たが・・・

第 28話　昭和42年６月12日「夢のバレリーナ」
　浜田　稔／芹川有吾／田島　実
　３人でバレエを習うことに。その教室では意地悪な先輩あけみと優しい先輩ゆみ子がいた。ゆみ子がオデット姫役を演じることになっており、あけみは嫉妬していたが、ゆみ子は交通事故で足を骨折。何とか出来ないかと、サリーは女神になり、ゆみ子の怪我を治して演技出来るようにした。

第 29話　昭和42年６月19日「失敗だらけ」
　加茂長太／田中亮三／竹内留吉

第 30話　昭和42年６月26日「いたずら学校」
　若井基成／高見義雄／古沢日出夫
　カブはサリーが学校へ行っているのがうらやましくて仕方なかった。そこでカブは魔法のリンゴを食べさせて眠らせ、更にサリーに変身して自分が学校へ行ってしまう。しかし宿題を忘れたと嘘泣きした結果、罰として学校中を掃除させられる羽目に。だがカブは下手な魔法で掃除したため、学校の中が水没しそうになる。

第 31話　昭和42年７月３日「魔女のしあわせ」
　金子 健／村山鎮雄／木村圭市郎
　人間の男と結婚して幸せな生活を送っていたはずのチャオチャオが、魔法の国を追放された魔女バルバラの嫌がらせによって生活出来なくなってしまった。更にバルバラは死神を遣ってチャオチャオの旦那さんを死なせてしまった。これにサリーは怒り、バルバラと対決。更にパパがそのことを知ってバルバラの存在そのものを消し、チャオチャオが魔女をやめると言うことを条件に旦那が生き返った。

第 32話　昭和42年７月10日「海辺のサリー」
　浜田　稔／田宮　武／落合道正
　伊豆の東海岸に海水浴へ行った３人。だが、そこは風紀が乱れていた。サリーたちも柄の悪い若者に妨害されるが、そこにアイス売りのバイト中の神奈川ケンがやってきて、若者を追い払う。そして、サリーといい関係になるが、それをパパが妬む。パパはケンを消そうと、雷神と海の神様に頼んでしまう。更にサリーの魔法を封じてまで。サリーたちは舟によって海を楽しんだが、嵐に巻き込まれ、ケンが水没してしまう。

第 33話　昭和42年７月17日「サリーの花嫁さん」
　雪室俊一／明比正行／香西隆男
　山部先生が風邪で休養、代わりに教鞭に立った先生は新婚ホヤホヤで締まりがない。そこでサリーたちがお見舞いに行った際、大家さんがお見合いパーティーに参加すると教えてもらった。締まりのない先生にさせたくないとしてサリーは大人に変身、山部先生の参加するお見合いパーティーに乱入した。

第 34話　昭和42年７月24日「海の宝物」
　高市索太／勝田稔男／羽根章悦
　よし子が今度は海を探検して宝を見つけたいと言い出したので、サリーがその願いをかなえてあげる。ウルトラ婆さんがやって来たが、ウルトラ婆さんを巻き込んで、ウルトラ婆さんのヘリコプターで海へ向かった。しかしヘリコプターは海へ墜落。

第 35話　昭和42年７月31日「幽霊少女」
　朝風　薫／眞野好央／熊川正雄
　みんなでハイキング。ところが、よし子が白馬岳と黒馬岳を間違えて谷に迷い込む。そこで一泊したが、そこには墓があり、幽霊が現れた。その少女は飛行機事故にあった一人だったが、閻魔様が言うには死に切れず、天国へも地獄へも行けずにさまよっていた霊だった。

第 36話　昭和42年８月７日「ライオンと握手」
　若井基成／白根徳重／窪　詔之
　最近動物園へ訪れる子供のマナーが悪い。三ツ子がライオンを怒らせて、ライオンは檻を破って脱走してしまう。自衛隊が出動してライオンを射殺しようとするが、サリーはマンホールでライオンの事情を聞いてあげて、握手した。そしてライオンの射殺は免れ、更にサリーが一日園長になってマナーの悪い子供をこらしめてあげた。

第 37話　昭和42年８月14日「東京マンガ通り」
　雪室俊一／勝間田具治／高橋信也
　たけしが新幹線で天国に行きたいと言う。たけしは怖いもの知らずだったが、交通事故で天国に行ったケンちゃんに漫画の本を返したいと言う。サリーは魔法の国へ行って誤魔化すが…

第 38話　昭和42年８月21日「わんぱく大将」
　北川一美／久岡敬史／香西隆男

第 39話　昭和42年８月28日「おかしな転校生」
　浜田　稔／田宮　武／落合道正

第 40話　昭和42年９月４日「かぎっ子太郎」
　雪室俊一／山本寛巳／田島　実

第 41話　昭和42年９月11日「よっちゃんいぬになる」
　三木瀬たかし／西沢信孝／古沢日出夫

第 42話　昭和42年９月18日「魔法のうらない」
　三木瀬たかし／設楽　博／羽根章悦

第 43話　昭和42年９月25日「こまった生徒」
　潤間三枝子／村山鎮雄／木村圭市郎

第 44話　昭和42年10月２日「魔法を見ちゃった！」
　三木瀬たかし／眞野好央／窪　詔之

第 45話　昭和42年10月９日「ラクガキパレード」
　雪室俊一／黒田昌郎／香西隆男

第 46話　昭和42年10月16日「見えないバッジ」
　雪室俊一／田中亮三／古沢日出夫

第 47話　昭和42年10月23日「魔女になりたい」
　後藤　陽／池田　宏／田島　実

第 48話　昭和42年10月30日「サリーのピンチ」
　金子　健／勝田稔男／羽根章悦

第 49話　昭和42年11月６日「サーカスの少女」
　雪室俊一／明比正行／香西隆男

第 50話　昭和42年11月13日「まごころのかけ橋」
　鈴樹三千夫／久岡敬史／古沢日出夫

第 51話　昭和42年11月20日「おかぁちゃんの匂い」
　雪室俊一／西沢信孝／田島　実

第 52話　昭和42年11月27日「がんばれサリー」
　雪室俊一／設楽　博／羽根章悦

第 53話　昭和42年12月４日「給食の王様」
　雪室俊一／山本寛巳／香西隆男

第 54話　昭和42年12月11日「ミスター雪だるま」
　辻　真先／田中亮三／古沢日出夫
　雪の日。子犬を子分にする三つ子を見てカブが悔しがり、サリーが作った雪だるまに命を吹き込む。カブの子分にしようとしたが、逆に子分にされてしまう。雪だるまはサリーには忠誠を誓うが、雪だるまは家中寒くしてしまい、風邪を引かせてしまう。雪だるまは薬屋に行くが、お金を持っていないとして薬屋からサンドウィッチマンをやらされる。家に戻ると、三つ子にからかわれて悔しいカブが雪だるまをたいまつで脅す。しかしたいまつは書棚に引火、火事になってしまう。そこで雪だるまが身を投じて消火。

第 55話　昭和42年12月18日「友情のクリスマス」
　三木瀬たかし／勝田稔男／羽根章悦

第 56話　昭和42年12月25日「もちつき騒動」
　辻　真先／明比正行／香西隆男

第 57話　昭和43年１月１日「魔法のわんぱく三人組」
　三木瀬たかし／村山鎮雄／彦根範夫

第 58話　昭和43年１月８日「点取虫よさようなら」
　鈴樹三千夫／池田　宏／田島　実

第 59話　昭和43年１月15日「冬山のできごと」
　雪室俊一・松本幸代／田中亮三／田島　実
　サリーとよし子はスキーに行きたがるが、ある日突然利夫から反対される。サリーの説得により何とか行けるようになったが、留守番させられたカブが付いていき、あれこれいたずらを。よし子はその仕返しに怪我をしたと装うが、これに仰天したカブは電報で利夫を呼び出してしまう。

第 60話　昭和43年１月22日「ポニーの花園」
　辻　真先／芹川有吾／国保　誠
　外国からの転入生ポニー・ブリオンだが、みんなにいじめられる。日本のみんなと友達になりたいポニーは、学校の花壇に花をいっぱい咲かせようとするが、悪ガキに妨害されてしまう。だがポニーには重い病が。

第 61話　昭和43年１月29日「北風の子」
　辻　真先／真野好央／細田暉雄
　北風の子は悪戯者。その一人であるズッペがサリーに保護された。だが、ズッペは三つ子の凧を上げようと風を起こしたが、たき火の火が塀に引火したため、サリーに怒られた。だが、ズッペはサリーを逆恨みしてどこかに行ってしまう。

第 62話　昭和43年２月５日「サリーのふるさと」
　雪室俊一／田宮　武／生瀬昭憲
　サリーのふるさとは魔法の国だが、作文で本当のことは言えず、伊豆を勝手にふるさとにしてしまった。これを不審に思った伊豆からの転校生・００パーことマモルがサリーを付け狙い、とうとうサリーが魔法を使った場面を激写してしまう。

第 63話　昭和43年２月12日「青い目のお友だち」
　雪室俊一／黒田昌郎／古沢日出夫

第 64話　昭和43年２月19日「魔法のスケッチ・ブック」
　安藤豊弘／西沢信孝／田島　実

第 65話　昭和43年２月26日「お兄さんはどこに」
　鈴樹三千夫・安藤豊弘／設楽　博／羽根章悦

第 66話　昭和43年３月４日「老犬と少女」
　鈴樹三千夫／高見義雄／高橋信也

第 67話　昭和43年３月11日「いたずら大作戦」
　鈴樹三千夫／久岡敬史／我妻　宏

第 68話　昭和43年３月18日「サリー大いにいかる」
　辻　真先／山本寛巳／木村圭市郎

第 69話　昭和43年３月25日「魔法のエィプリルフール」
　鈴樹三千夫／池田　宏／羽根章悦

第 70話　昭和43年４月１日「みんなバラバラ」
　雪室俊一／山本寛巳／田島　実

第 71話　昭和43年４月８日「先生の花嫁さん」
　雪室俊一／勝田稔男／羽根章悦
　山部先生は九頭谷財閥の令嬢である澄子と結婚させることにした。しかし、澄子の母は「財閥の婿が先生をやっているのは良くない」として、諸事情で学校に行けなかった山本を金で雇い、山部先生のクラスに転入しては暴れる。先生を辞めないともっと暴れると脅迫したが、山部先生は動じない。サリーは山本を追跡し、魔法で出したテレビカメラを通じてのぞく。そこには病床の母と、ひもじい思いをする弟と妹の姿があった。

第 72話　昭和43年４月15日「魔法の国の裁判」
　浪江志摩／香西隆男／我妻　宏
　山部先生から「将来の夢」を宿題に出された。しかし女王になることを言えないサリーは悩んでいた。そこでママがやってきて、魔法の国の裁判を見学することに。被告はビック、魔法を使った悪戯について裁かれていた。サリーはビックの弁護士を買って出て、しばらく考えさせてくださいと頼んだ。それが認められ、サリーはビックを人間界に連れて行き、魔法を使わないように約束させた。だがビックは、カブが三ツ子にやられているのを見かね、魔法を使って三ツ子を犬にしてしまった。

第 73話　昭和43年４月22日「サリーの休日」
　安藤豊弘／香西隆男／我妻　宏
　大魔王が人間界にやって来た。よし子たちが訪ねていた真珠岬の旅館に、サリーとカブ、大魔王も泊まることに。真珠岬では真珠の養殖をしている夕子とその祖父・源吉がおり、サリーたちは夕子と友達になった。源吉は「七色の真珠」を作りたいと言い、同業者には「無理だ」と言われていたが、何とか成功させようと努力していた。しかし、赤潮が発生、このままでは真珠養殖に壊滅的被害を及ぼす。大魔王は人間界での魔法使用を制限されていたが、サリーたちの魔法では赤潮は追い払えない。

第 74話　昭和43年４月29日「鯉のぼりとカシワモチ」
　安藤豊弘／西沢信孝／喜多真佐武
　憲法記念日、三ツ子は鯉のぼりが欲しいと言う。すでに１本ボロボロの鯉のぼりはあったのたが、一人一人に欲しいと言うのだ。折れた利夫やよし子は買ってあげることになったが、町中の店を探しても鯉のぼりが見つからない。と言うのも、金持ちの息子、金太郎が町中の鯉のぼりを全て買い占めたからだ。三ツ子は譲ってくれと言うが、金太郎は一切譲らない。そこでカブが魔法で金太郎宅に掲げられていた全ての鯉のぼりを空へ飛ばした。

第 75話　昭和43年５月６日「子ぐまのプータン」
　後藤　陽／永木凡人／我妻　宏
　サリーたちはよし子の祖父母の家のある山里へ。翌日山へハイキングに出かけるが、よし子が行方不明になってしまう。その夜、三ツ子の仕掛けた落とし穴に子熊のプータンがひっかかる。プータンは、父が怪我をしているため、食料調達に山に降りたのだった。プータンはよし子のリュックを持っていた。サリーは魔法で話すと、翌日案内してもらったが、その時村では熊刈りが。よし子が保護されている洞穴に銃口が向けられた。

第 76話　昭和43年５月13日「ポロロン天使」
　雪室俊一／山本寛巳／羽根章悦
　サリーが人間臭くなったので、魔法会議でサリーの再教育を決定。流れ星に乗ってジイがやってくるはずだが、手違いで流れ星にはポロンがやってきた。ポロンは何でも小さくする魔法を使うが、元に戻す方法を知らず、カブと利夫を行方不明状態にしてしまう。

第 77話　昭和43年５月20日「小さな魔法使い」
　辻　真先／設楽　博／奥山玲子
　ポロンのいたずらには程がある。国電を小さくしたりなどで人間界は大騒動、パパは直ちに連れ戻すようサリーに命ずるが、サリーはポロンの全責任を負うととして拒否、ポロンにいたずらさせないようにした。だが、その矢先、ポロンは三つ子を小さくしてしまい、三つ子は蟻の巣の中に迷い込んでしまう。

第 78話　昭和43年５月27日「魔法の学園祭」
　三木瀬たかし／田中亮三／小田克己
　男子校の英才中学の学園祭に、希望ケ丘小学校の女の子をパートナーに次々と誘った。その中で喧嘩好きの番長はサリーにパートナーを依頼、喧嘩しないことを条件に承諾する。だが、それを見ていたパパは疑問を感じ、ウルトラ婆さんに学園祭をつぶすように命ずる。婆さんは番長に暴力を振るったように見せ掛け、更に婆さん自身ＰＴＡの役員になりきり、結局学園祭自体中止となった。女の子たちは英才中学の校長に詰め寄るが…

第 79話　昭和43年６月３日「ミニミニ奥さま」
　雪室俊一／田中亮三／田島　実
　３人が秋津にある山部先生夫婦の新居を訪ねた。ところが、ポロンのいたずらにより妻の澄子が家を出てしまった。ポロンは山部先生の妻になりきるが…

第 80話　昭和43年６月10日「明日天気になーれ」
　鈴樹三千雄／設楽　博／奥山玲子
　梅雨。ほら吹きの健太は、サリーが紫陽花を傘にする魔法を目撃。健太は人に言いふらさない代わりに一日天気にしてくれと頼む。サリーは魔法をかけて天気にしたものの、梅雨を起こす雨降り爺さんに邪魔されてしまう。健太は怒ってサリーの秘密を明かすが、逆にひどい目に合う。雨降り爺さんは自分の仕事が邪魔されたと怒っていたが、カブが魔法で天気を操作したため、爺さんの態度は硬化、３日間大雨を降らせ健太の家が水浸し、流されそうになる。

第 81話　昭和43年６月17日「サリーのカメラマン」
　浪江志摩／勝田稔男／喜多真佐武
　サリーちゃんが交通事故の瞬間を激写。以来３人は少女ウィークリーの特別記者に任命されるが、それを妬む上級生のツン子はサリーを付け狙う。サリーの魔法によって生じた「特ダネ」をツン子は撮影、鼻高々に自慢し、一時３人の意気が下がる。そこでカブは３人に特ダネを撮らせようと、定休日のガソリンスタンドに火を点けてしまう。

第 82話　昭和43年６月24日「おしゃれメガネ」
　雪室俊一／池田　宏／田島　実
　眼鏡をかけた女の子は男の子に嫌われる。それを恐れて、近視の佳子は通学時に眼鏡を拒否、そのため試験をろくに受けられない。サリーは魔法で佳子に視力を与えたが、それではサリー自身近視になるばかりでなく、佳子が失明する恐れもある。サリーは佳子に眼鏡をかけるよう勧めるが、佳子は頑に拒否、そのため佳子の弟を交通事故で怪我を負わせてしまう。

第 83話　昭和43年７月１日「涙の宝石」
　浪江志摩／明比正行／菊地貞雄
　魔法の国からカンナが人間界に迷い込んできた。カンナは涙を宝石にする能力を持つが、サリーはそのことを知らずにカンナを保護した。ところが、それを誘拐と誤解されて警官に誘拐魔の疑いをかけられたばかりでなく、カンナは三つ子に拉致されて、悪ガキのグルオに無理やり涙を出させようとする。

第 84話　昭和43年７月８日「みにくい人形」
　中島　守／池田　宏／小田克己
　不器用なマンゾウは宿題の人形作りに苦戦する。その時、ひょんなことから寝たきりの少女と出会う。マンゾウの手作り人形に女の子は大喜び。だがポロンのいたずらで、女の子が持っていた馬の人形がなくなる。女の子の母の願いでマンゾウは馬のぬいぐるみを作ってあげた。しかし、女の子の病は重く・・・

第 85話　昭和43年７月15日「日曜学校」
　安藤豊弘／香西隆男／我妻　宏
　登校拒否をする１年生のシズオがいた。これを見て、よし子が来年就学する三つ子のことが心配になる。案じた三つ子が学校へ押しかけるが、よし子に追い出されてしまう。そこで山部先生が日曜学校を提案した。先生はサリーたち３人が。生徒はカブやポロン、三つ子の他、シズオも参加させたいとシズオの母が校長を訪ねた。３人は学校の楽しさを伝えるべく一生懸命になる。

第 86話　昭和43年７月22日「シンデレラ姫は誰か」
　鈴樹三千夫／村山鎮雄／菊地貞雄
　学校祭、５年３組はシンデレラをやることになったが、主役のシンデレラ姫役に、ルミコの他、サリー、よし子、すみれも立候補した。ルミコは、三平などを使って３人に対し妨害工作を行うが、ルミコにはそれなりの訳があった。

第 87話　昭和43年７月29日「愛のつばさ」
　安藤豊弘／明比正行／喜多真佐武
　サリーは大人の魔法使いになるべく魔法儀式を受けた。その時、みどりが島に釣りに来ていた花村一家だったが、利夫が鮫を釣り上げてしまい、カン太の足が噛まれた。助けるには輸血が必要だが、血液を運ぶヘリコプターが墜落。サリーは何とかしたかったが、魔法儀式を受けた後は一時的に魔法が使えなくなると言う。

第 88話　昭和43年８月５日「遊び場を返せ」
　浪江志摩／山本寛巳／田島　実
　新町から野球少年の一団がやってきて、野球をしていた男子生徒から空き地を奪おうとした。更にままごとをしていた三ツ子たちを追い出そうとしたが、サリーの提案で、野球の試合をさせ、ままごとにはバリアーを張った。だが、そのバリアー、外部から侵入するとどこかへ消えてしまうと言う欠点があった。

第 89話　昭和43年８月12日「バンザイ！キャンプファイヤー」
　安藤豊弘／芹川有吾／羽根章悦
　富士山の麓で林間学校、しかしよし子が前日になって参加しないと言う。ところが当日になってやっぱり参加した。それは林間学校に行きたがった三つ子をだますためだったが、三つ子はだまされておらず、電車で富士山麓まで行ってしまった。だが、旅費がないため山道を歩いたが、迷ってしまう。

第 90話　昭和43年８月19日「金魚と風鈴」
　三芳加也／設楽　博／小田克也
　夏祭、金魚救いを営んでいた健太郎一家だが不良に妨害、破壊されてしまう。健太郎は出て行った父を恨んでいたが、母、また妹のみち子は帰って欲しいと願っていた。サリーちゃんたち３人が健太郎を説得するのだが・・・

第 91話　昭和43年８月26日「別れの記念樹」
　安藤豊弘／香西隆男／我妻　宏
岡田トシオは嫌がらせをするためクラスから嫌われていた。それは頻繁に転校する故友達が出来ず、どうしてもひねくれてしまった。サリーたちは何とかトシオにとって心に残るよう、記念樹の植樹を提案するが、番長のゴローに妨害されてしまう。

第 92話　昭和43年９月２日「秘密の宝もの」
　浪江志摩／田中亮三／田島　実
カブと三ツ子は工事現場で宝探しごっこをしていた。しかし、現場の人に見つかり大目玉。だが、その宝物は、サリーの腕時計や、よし子のお遣いのお釣りだったため、何とかして取り返さなければならない。一方、現場の人は、実は銀行ギャングだった。

第 93話　昭和43年９月９日「消えたサリー」
　雪室俊一／西沢信孝／岡田敏靖
　山部先生に活字の名作本を読むよう勧められ、よし子も熱中する。だが、魔法使いは本に熱中するとその世界に入り込んでしまう性質があり、パパとママはサリーに名作を読まないよう告げるが、サリーはついに「たけくらべ」を読み、その本の世界に入り込んでしまった。

第 94話　昭和43年９月16日「いたずらっ子」
　安藤豊弘／山本寛巳／小田克己
　友達のいないポロンは、公園にあった銅像に命を吹き込み、妖精を誕生させた。ポロンが「リロン」と名付けたその妖精は悪戯者で、三ツ子を本に閉じ込めてしまった。一方で盲目のおじさんが、預けてあった娘のマリコの花嫁姿を一目見たいと思ったが・・・

第 95話　昭和43年９月23日「走れデゴイチ」
　雪室俊一／池田　宏／我妻　宏
　まだ東京に来たばかりで、蒸気機関車ファンでもあるオサムだが、オサムの故郷でも蒸気機関車が廃止されることを聞いてがっかりする。単身故郷に引き返したが、途中で旅費がなくなり線路を歩き、列車に跳ねられる。オサムは大した怪我ではなかったが、それを見たカブが、なんと蒸気機関車を魔法で希望ケ丘小学校の校庭に持ってきてしまった。しかし正式に手続きを経たのではないため、サリーちゃんたちが文部省や国鉄本社等に掛け合うが・・・

第 96話　昭和43年９月30日「ちびっ子大騒動」
　浪江志摩／永樹凡人／我妻　宏
　よし子の家に、しばらくお猿のナナを預かることになったが、そのナナが悪戯っ子で、三ツ子やカブに悪戯ばかりするものの、よし子たちやポロンにはいい顔をするので、三ツ子やカブは悔しい。その時、ナナを覗き見る怪しい二人組の姿が。

第 97話　昭和43年10月７日「歩き出した大仏さま」
　雪室俊一／田中亮三／喜多真佐武
　鎌倉見物をしていた際、カブとポロンがいたずらにより福引のカラーテレビを当てる。大仏様を慕う和彦は福引で正規の一等賞となったが、カラーテレビはすでにカブとポロンに渡っていた。これにパパが怒り、カブとポロンの魔法を取り上げてしまった。カブとポロンは、魔法が使えない中、リヤカーで東京から鎌倉の和彦の所へカラーテレビを持って行こうとしたが・・・

第 98話　昭和43年10月14日「バンザイ！オリンピック」
　辻　真先／村山鎮雄／窪　詔之
　オリンピックが行われていたが、振るわない日本勢にオサムが発奮、オリンピック選手目指してランニングを始める。しかしオサムは運動神経が鈍く、すぐにめげそうになる。そこでポロンが美少女に変身して、オサムに喝を入れる。

第 99話　昭和43年10月21日「サリーのかぐや姫」
　辻　真先／西沢信孝／国保　誠
　校内テレビ放送でミュージカル「かぐや姫」を行うことになった。主役は夕子だが、放送当日になって学校を無断欠席してしまった。これには、夕子には内緒で、弟が北海道へ療養へ行ったことがショックだった。サリーは代役でかぐや姫を演じるが、よし子の失敗で劇は目茶苦茶になってしまう。

第100話　昭和43年10月28日「ほらふき和尚さん」
　安藤豊弘／勝田稔男／小田克也
　みんながすみれちゃんの知り合いの和尚さんに会いに行った。そこは瓢箪山の麓であるが、瓢箪山へは天狗が出るから行くなと和尚が言う。好奇心に駆られた三ツ子は瓢箪山に行ってしまうが、天狗が現れてカン太が浚われる。だが、その天狗の正体は和尚だった。瓢箪山では落石事故が多発するので、和尚は自ら天狗に変装して脅かしていたのだ。

第101話　昭和43年11月４日「地上最大のいたずら」
　三木瀬たかし／永樹凡人／我妻　宏
　カブやポロンは家の手伝いをさせられたり、大人に色々駄目だと言われて面白くなかった。そこで、チビたちは三ツ子を交えて「いたずらコンクール」を開いた。当初は周囲の大人に対してだったが、後にサリーが対象となった。ポロンは大魔王から杖を取り上げ、サリーの魔法を使えなくした上に、港で大型船を座礁させてしまった。

第102話　昭和43年11月11日「ものすごいお婆さん」
　浪江志摩／村山鎮雄／窪　詔之
　空き地で野球をしていたら、ボールがお婆さんの家に飛び込んだ。ボールを取りにポロンとナナが婆さんの家に行ったら、床の雑巾がけや庭掃除をさせられていた。婆さんにひどい目にあっているのではないかと思ったサリーたちが押しかける。続いて三ツ子たちが押しかけたら、ポロンとナナの返り討ちにあった。訳を聞くと、ボールを入れたのに謝りに来ない男の子たちが悪いとのこと。

第103話　昭和43年11月18日「負けるな！三人娘」
　鈴樹三千夫／設楽　博／森　利夫
　運動会のむかで競争に、５年３組の代表としてサリー、よし子、すみれが選ばれたが、すみれは稽古事等で簡単には練習に出られない。何とか抜け出して練習に参加したすみれだったが、足を引っ張り、嫌気がさして逃げ出した。でも、真夜中に三ツ子を交えてこっそり練習していたが、崖崩れから三ツ子を守った代わりに足を怪我してしまう。当日、足の怪我を押して、何とか運動会に出場しようとしたすみれだが・・・

第104話　昭和43年11月25日「サリーのお手伝いさん」
　鈴樹三千夫／山本寛巳／国保　誠
　勤労感謝の日、仕事をすることを山部先生から宿題として出されたが、サリーとよし子は何をしたら良いのか分からない。何とか角田夫妻のお手伝いさんとなったが、よし子が赤ん坊を三ツ子に奪われてしまう。三ツ子は赤ん坊を「赤ちゃんコンクール」のハイハイ競争に出場して、角田の赤ん坊は優勝してしまうが・・・

第105話　昭和43年12月２日「最後の魔術師」
　辻　真先／田中亮三／田島　実
　サリーの自宅の庭に、追いかけられる老人と追いかける少年がいた。老人は松林斎と名乗り、かつて手品の興行で生計を立てていたが、樽に入って滝壺へ落ちる大魔術をやりたいと言う。少年は松林斎の孫で、魔術には反対していたが、考えが変わり賛成してくれた。魔術はマスコミでも大々的に取り上げられ、中継も入ったが、老体にこの大魔術には無理があった。

第106話　昭和43年12月９日「あこがれの舞妓さん」
　雪室俊一／西沢信孝／国保　誠
　よし子が作文で舞妓さんに憧れていると書いた。そこでカブが舞妓連盟の会長に扮してよし子に着物を与えた所、本当に京都に行ってしまった。後を追ったサリーだが、そこで舞妓修行中のみどりに出会うが、みどりは舞妓の修行を押しつけられるのが嫌だった。そこでサリーとよし子が、無理矢理修行をさせないように頼むが、サリーたちがうまく踊れたらみどりに押しつけないと言う。サリーは魔法を用いてうまく踊ったが、それが大評判、みどりの代わりに舞妓修行を受けないかと誘われてしまう。

第107話　昭和43年12月16日「吹雪に立つ少女」
　鈴樹三千夫／田宮　武／岡田敏靖
　サリーとよし子は雪国の白里分校に行くこととなった。駅前に迎えに来たのは白里分校の小雪と言う少女、そりで白里分校に向かったが、荷物に三ツ子とカブ、ポロンが紛れていた。今更引き返すことも出来ないし。ところが、カブとポロンが季節を勝手に春にしてしまったため、パパが激怒、サリーも含めて魔法を取り上げられてしまった。その時、日も暮れてきて吹雪に巻き込まれてしまう。

第108話　昭和43年12月23日「ポロンの子守唄」
　雪室俊一／勝田稔男／喜多真佐武
　ポロンは両親がいないのに苛立っていた。サリーはポロンを魔法の国に返し、両親と一緒に過ごさせようとしたが、パパは「ポロンは人間の娘だが、３年前に生活苦から教会に棄てられたのを助けた」と言う。丁度その時、ある男女がポロンを何度も訪ねたが、この男女こそポロンことカオルの両親だった。サリーは何としてもポロンを人間の娘に戻そうと必死の努力をする。今までの魔法使いとしての行動は全て夢だったと思い込ませるために。

第109話　昭和43年12月30日「さよならサリー」
　三木瀬たかし／池田　宏／細田暉雄
　サリーが魔法の国の社交界にデビューすることがウルトラ婆さんを通じて伝えられた。次の満月の夜までには帰らねばならない。人間の国を離れたくないサリーは大魔王に直談判、少なくとも学期末テストまでは社交界が延期、更に学期末テストでトップになったら小学校卒業まで人間界に居ることが許された。ライバルはケン、カブはケンにあれこれ妨害をするが、アンフェア行為として逆にサリーを困らせることに。結果、サリーはケンに勝てなかった。約束通り魔法の国に帰ることになり、サリーはよし子たちに「自分は魔法使い」であることを明かしたが、みんな手品程度として理解してくれない。そして満月の夜、学校が火事に。
製作スタッフ
企画：笹谷岩男(1〜28話)・飯島敬(１〜73話)、横山賢二(29〜109話)、松本貞光(74〜109話)
原作：横山光輝
音楽：小林亜星
キャラクターデザイン：羽根章悦
効果：大平紀義
製作：東映動画
放送：月曜19時〜19時30分　ＮＥＴテレビ系列全国放送



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