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３ 丸ノ内線500形電車を見る(機器類編)

丸ノ内線の赤い電車は、登場当時、様々な新機軸を打ち出して来た。戦争で空白となった技術を埋めるべく、各私鉄が競い合うかのように「高性能車」を開発した。営団も三菱電機などと協力して、遂に国産「初」と言える「高性能車」を完成させるに至った。

丸ノ内線500系の言う「高性能車」とは、

• 「電動機を主に台車に装架する（カルダン駆動）」←車輪に装架（吊掛駆動）
• 「ブレーキの電気・空気を自動的に連携させる」←電気・空気独立に操作
• 「乗客数に関係なく一定の加速度を得る」←乗客数が多いと加速が悪い

等である。

• ３−１　台車
  • ３−１−ａ　ＦＳ３０１
  • ３−１−ｂ　ＦＳ３０９
  • ３−１−ｃ　ＯＫ16、ＫＤ21
  • ３−１−ｄ　ＦＳ３４９、ＦＳ３４９Ａ
  • ３−１−ｅ　2000形、１００形の台車
• ３−２　車輪
• ３−３　主電動機（モーター）
• ３−４　回転力の伝達
• ３−５　制御器
• ３−６　制動装置（ブレーキ）
• ３−７　空気圧縮機
• ３−８　連結器

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